バジル
BASIL
フレッシュな香りが食欲をそそる「王様のハーブ」
一口にバジルといっても種類が多く、色や香りの違いがあり仲間の多いハーブです。代表的な品種であるスイートバジルは甘くて爽やかな香りが特徴で、イタリア料理には欠かせません。すっきりとしてわずかにクローブに似た香りが特徴のホーリーバジルは、タイ、ベトナム、台湾などの東南アジアでよく使われます。ホ―リバジルを使ったタイ料理「ガパオ(バジル炒め)」は日本でもおなじみです。
バジルは、別名「めぼうき」とも言います。江戸時代に水に漬けてゼリー状にした種子(バジルシード)で、目に入ったごみを取り除いていたことにちなんでいます。
科名:
シソ科
主な産地:
フランス、イタリア、エジプト、アメリカ、スペイン他
香りと味の特長:
甘くて爽やかな香り
使い方のヒント
バジルはトマトやチーズとの相性が抜群のハーブです。ピザやパスタ、カプレーゼなどのサラダ、トマト煮込みへの利用は定番です。バジル単品でも良いですが、ガーリックやオリーブ油と合わせて使うと、それぞれに個性を高め合い風味が増します。生のバジルは、料理のトッピング用としてはもちろん、オリーブ油やにんにく、松の実などと合わせてペースト状にしたジェノベーゼにしたりしてお楽しみいただけます。パスタソース以外にも、バゲットにつけたり、ソテーした鶏肉や白身魚のソースとしてもおすすめです。
ドライバジルは、フレッシュなものより香味が凝縮され甘くスパイシーです。鶏肉や魚のソテー、オムレツなどの卵料理、ミネストローネなどのスープやその他煮込み料理、焼き菓子など幅広い料理にお使いいただけます。
バジルふりかけの作り方
ちりめんじゃこ大さじ2、白炒りごま小さじ1、バジル小さじ1を全て混ぜ合わせる。