カトルエピス
QUATRE EPICES
フランス料理に欠かせないスパイスミックス
カトルエピスはフランスの伝統的なスパイスミックスで、“カトル”が「4」、“エピス”が「スパイス」という意味です。料理レシピによっては、クォーターエピス、またはキャトルエピスと記載されることもあります。
基本的には4つのスパイスで作られますが、4つ以上のスパイスを入れても構いません。一般的には、辛味のスパイスを1つ入れて、残りはシナモン、ナツメグなど香りが特徴的なスパイスを3つほどブレンドします。
マスコットのカトルエピスは、オールスパイス、アニス、ナツメグ、ジンジャー、ホワイトペッパーをブレンドしたオリジナルのレシピです。
カトルエピスのブレンドレシピ例
ホワイトペッパー(パウダー) 小さじ2
ナツメグ(パウダー) 小さじ1
オールスパイス(パウダー) 小さじ1
ジンジャー(パウダー) 小さじ1
すべてのスパイスをビニール袋や小皿に入れ混ぜ合わせる
使い方のヒント
いろいろな料理に合いますが、臭み消しの効果があるので、フランスでは、パテやテリーヌなどの内臓料理、ジビエ、ハムやソーセージといった肉料理、ムニエルなどの魚料理によく使われます。また、フルーツケーキなどの焼き菓子の香り付けにも用います。
白身魚のムニエルの作り方
白身魚(すずきなど)の水気をキッチンペーパーで拭き取り、両面に塩少々、カトルエピス少々を振りかけ、薄力粉をまぶし、余計な粉を落としておく。フライパンにバター適量を入れて溶かし、中火で魚の中まで火が通り、皮に焼き目がつくまで焼く。