七味唐辛子
SHICHIMI TOGARASHI
日本のスパイスミックスの代表
文字のとおり、基本的には7種類の材料で作ります。配合は様々ですが、“二辛五香”(にしんごこう)とされ、一般的には、唐辛子や山椒などの辛味2つと、麻の実、陳皮、ごま、けしの実、青のり、青じそ、しその実といった香りのある5つの材料を混ぜます。
関東では、唐辛子の辛さと海苔の芳香が好まれるので赤色が強く、色調が濃い傾向がありますが、関西は山椒の辛さと芳香が好まれ、唐辛子を減らし白っぽい仕上がりの傾向があります。七味は個々の味や香りが際立って感じられるのが良いとされるので、混ぜたてがいちばん美味しく、他のミックススパイスと違い、熟成させないのが特徴です。
七味唐辛子のブレンドレシピ例
唐辛子(一味唐がらし) 大さじ2
山椒(パウダー) 小さじ1
陳皮 大さじ2
白いりごま 小さじ1
黒いりごま 小さじ1
ポピーシード(けしの実) 小さじ1/2
青海苔 小さじ1/2
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すべてのスパイスをビニール袋や小皿に入れ混ぜ合わせる
ごまやポピーシードは炒って香りを引き立てたものを使うとよいでしょう